働くオカンの思考を解剖したらこうなりました

働くオカン(三姉妹の母)の思考 From 2013.10.21 to 2015.04.07

密室育児・・・ 怖いですねー 怖いですねー 怖いですねー(大事なので3回言いました!)

先日の記事にブックマークでコメント頂きました さっこ様(id:plutan)に。

 

ナイスご指摘、ありがとうございますぅぅぅーーっ!!

と言うことで話が終わるのも勿体無いので、広げてみようかと思います。

 

先日の記事はコチラ。

いい母じゃなくてもいいんです。は、たぶんウソ。いや、絶対にウソ。 - 働くオカンの思考を解剖したらこうなりました

ブコメはコチラ。

育児いい母かどうかはともかく、子供をあまり叱らない母になるには周囲に頼り上手になるのが一番の早道ではあります。親とは違う視点で子供のいい面を発見して褒めてくれるという利点も。子供の自信に繋がります。2014/06/12

 ↑みんなこういうのブログ内にカッチョ良く投入してるじゃないですか?!私は引用にコピペったらこうなりました。。。なんか違う。

Tweetとかブコメとかの引用表示?投入?機能?ってのがどっかに隠れているのでしょうか?

リンクが生きてるから画像ではなさそうな・・・ はて?どうされているのですか?

 

 このご指摘、本当にごもっとも!!!な訳なんですが、さて、じゃー、オマエさんは出来てるのかい?と魔女のお婆さんに尋ねられると。

 

おもっきりNO!!!!

 

なんですね。

そこらへんを掘り下げて行こうかと思います。

 

*         *         *         *         *         

 

専業主婦を否応無くしていた負の田舎時代では、この「他人の介入」はとても容易にできました。私も自宅にいましたし、勝手にズケズケ家に入ってくる近所のおばあちゃんも多いし、巨大御殿だし巨大駐車場だしで園のお友達のお母さんも大勢で子連れで頻繁にご訪問頂きましたしね。私も自宅に居るのがイヤでよく園のお友達の家に子連れで上がりこんでいましたし。

 

家庭では、完全同居で間仕切りなし、キッチン共同・風呂共同・トイレ複数あるも共同の巨大御殿内はと申しますと、小姑はお菓子オモチャを買い与えひたすら甘やかし、痴呆症の大姑は何かにつけお小言ばかりいい子供に「泣き虫毛虫挟んで捨てろ~♪」と歌いながら叩き追い詰め私が毎回ブチ切れ不機嫌全快となり、舅はオレ凄い!オマエ(子供)バカ!無力!を施し、パパは平日常に不在で土日は寝ながら子守し、その土日は私はパートに出され疲弊し、平日は介護で疲弊し、一家崩壊していたわけですけど。

 

それでも子供の逃げ場になるところがあればなーと、都合の良い事を思うわけですが・・・車なく子供だけで行動が出来ない地域だったので、必ず毒親ことワタクシがモ・レ・ナ・ク着いてきていたわけです。近所のおばあちゃんとかがフラリと寄るのはお散歩途中の事なんですけど、すっげー遠いんですけどね。車多いし危なし・・・とても子供だけで出歩くのは危険すぎる場所でしたね。

 

 

じゃぁー都心に住む今はというと。

密室育児です。完全なる密室育児です。密室育児!!!(重要なので3回言いました)

 

かと思えば、外に出かければパラダイスですよ。

みんな歩いて行動しているので、いろいろな人と関わるのですが、特に印象的なのは名前も知らない道行く人たちが、子連れの私に話しかけ、その場限りの挨拶をし談笑し母も子も素直に受け止められる言葉で褒められ励まされささっと3分未満で切り上げ頑張ってねと去っていくのですから。そりゃもう育児のしやすさといったら申し分ありません。母認められた!の高揚感でいっぱいになりますよ。

 

それでも、自宅に帰ると密室育児です。

パパは深夜帰宅し、朝は子供の朝ごはんを手伝い一緒に食べ、子供の登校と一緒に出勤する。休日は相変わらず寝て過ごしています。夕方置きだして一緒に夕飯食べて一緒にお風呂はいるダケ

 

突撃となりの晩御飯ヨネスケ的な人はいらっしゃいません。

子供と子供で遊ぶ約束をしても、昔の子のようにランドセルを玄関に投げ捨てお友達の家にアポなしで行くのはタブーらしく、ほぼありません。必ず家に帰り子供は「○○ちゃんと遊ぶ約束したよ!お母さんにメールして!OK貰ってよ!早く!」というアポ取りの手順をとって手土産持って行くのが暗黙のルールとなっています。

そうなると圧倒的に働くオカンは不利になります。

 

○○ちゃんのお母さんとの面識がありメアドを知っていればいいですが、だいたい知らない名前がでてきます。アポ取れません。。。

個人情報の意識も皆さん高いので、○○ちゃんのお母さんのメアド教えて!と言っても本人の了解を取ってからしか教えてもらえません。そうするうちに、会社にいる私はコソコソと子供と連絡を取り、ママ友と連絡をとり、○○ちゃんのお母さんのメアドを手に入れ連絡をする頃には・・・もう遊べる時間はそう多くは残っていないのです。

これを繰り返すうちに、子供も「ムダだ」と思ったらしく、お友達とお友達の家で遊ぶのはメアドの知ってる友達だけ、他の子とは学校の校庭か公園で遊ぶ事になります。

 

こうなるとですね、専業主婦のお母さんも、気を使ってくれて、いいのよ、いいのよ、アポなしでいらっしゃい。とありがたい事を言ってくれるのですが、こちらか恐縮し遠慮をしてしまうんですね。子供の気持ちはさておき、さておくな、さておかず顧みようぜ・・的な結果になるわけです。体裁って怖いね。ほんと体裁って怖い。体裁はダメ!

 

結局のところ、私自身が甘えられない性格のまま今まできてしまっているので、甘えられないんですよ。甘え始めたら、どんどん甘えちゃって超えちゃいけない一線の見極めが出来ずに超えちゃいそうで、この良好な関係を壊してしまいそうで、甘えられないんです。一回くらいとかならぜんぜん甘えますが3回以上は、ムリですね。程度が本当にわからないんですよ。

 

 

だんだんこの本末転倒振りをご理解頂けますでしょうか?

我が家のダメっぷりがご理解頂けますでしょうか?

 

 

恐らくですが、さっこさんが仰っている意図としてはこういうシチュエーションではまったくなく、さっこさんのブログに登場するような日常なんだと思うんですよ。

 

 おっしゃっている事は本当によくわかりますし、そうできればとっても素敵であることは間違いない事実だと思うんですね。

 

 

しかし、私にとって「他人の介入」はとてつもなくハードルが高いんです。

そこを指摘されると、本当に娘達に「甘え下手な母でごめんね」しかでてこないんです。

 

 

最後に補足すると、私の実母・実父が登場しないのは西日本在住だからです。私は東日本在住です。私が甘えられる従兄弟や兄弟も、西日本なのでまったく使えません!!!

そういう距離もさておき、実母はキャリアウーマンなので、平日、娘の為に有休とって孫の面倒をみには絶対にやってきません!!!土日の休日であれば飛行機のとんぼ返りになろうとも、お金は持ってるから手伝いに来てくれますけどね!っつっても、実母も社畜で疲れてるからよっぽどじゃないと来ないよー。

 

 

 と言う事で。

私にとって、さっこさんのご指摘は非常に痛いところ突かれたー!だったのです!

でもだからといって、責めてないです。むしろ、改めてこういう事に気づけたので、本当に良いご指摘だったと思っています。

 

有難うございます。

 

では、そろそろ再び寝ます。

おやすみなさい。