働くオカンの思考を解剖したらこうなりました

働くオカン(三姉妹の母)の思考 From 2013.10.21 to 2015.04.07

3歳になったら包丁デビュー(料理が好きになる保証はないです)

我が家の娘達は1〜2歳頃から共通してキッチンに入りたがり、料理の何かを手伝いたがり、あわよくば包丁を使ってみたい欲求に取り憑かれていました。

ですので、3歳になったら包丁をプレゼントにしようか?!それまでは包丁は我慢ね。と言い聞かせ続けていた。

 

3歳の誕生日間近になり、最終確認をした。

本当にプレゼントは包丁でいいの?と、本人も「ほうちょーほしー」というので買うことに。我が家はどうせ買うなら切れ味の良い本格派を選ぼう!!!と、デパートの包丁売り場へ出向き、子供が使えるサイズの本格的な物を購入した。 

ヴェルダン 子供用庖丁 130mm OVD-021

ヴェルダン 子供用庖丁 130mm OVD-021

 

 ↓個人的にグレスデンのファンですが、残念ながら子供包丁に適したサイズ・形がありませんでした・・・・。ものすごく残念・・・。

グレステン Mタイプ 牛刀 細身 818TMM 19cm

グレステン Mタイプ 牛刀 細身 818TMM 19cm

 

お姉ちゃんが包丁使っていれば、私も!!となるのが妹のサガ・・・。

同じような会話を2歳の頃にして、やっぱり3歳で包丁を買うことに。。。

 

みなさん、MY包丁が欲しいようです。。。

しかたありません。買います。おかげさまで子供サイズの包丁が3本あります。(じゃまです!!今時のキッチンそんなに包丁指しないっちゅうねん!)

 

もうお姉ちゃんは大人包丁が使えます。子供包丁は卒業しているのでお下がりも検討しましたが・・・・・3号曰く。これは1号の!!3号ちゃんのが欲しいの!!ということで、結局3本となりました・・・。

 

ちなみに。

三人とも共通して、わりと速攻で指切って血ダラダラ経験者です。ふふふふふ、おもちゃじゃないんだよ!!明智くん!!!!ってことで、これも経験なので良いのですよ。

 

3歳の子供にとって、親からの指図は聞いているようで、まだ体が思うように動かなかったり、聞いてなかったり、あまりよくわかっていなかったりで、上手に包丁を扱うことはできません。

それに、リスクヘッジがなんたるかも、危機管理能力もそこまで発達してませんし、未来予測が苦手です。なので、包丁で怪我するのはわりと想定内でした。

 

親がドドオーーーーーーンと構えてれば、怪我しても気にしないのが子供の良いところ。

あ、切るな。あ、切った。あ、血が出た。あ、泣いた。やっぱり(苦笑)くらい見守ってます。

 

でもご安心を。 

切れ味が鋭いと力を入れずに食材を切ることを覚えます。3歳の子供の力程度ではかすり傷にしかなりません。むしろ力を入れずに切ることを教えてあげたほうがいいですね。

 

親は、包丁を持たす覚悟を決めたのであれば、ドドオーーーーーーンと構えるくらいの気持ちでいることをお勧めします。それぐらいの覚悟がないと、逆に子供が不安になり、包丁が怖いものだと思う可能性も少なからずあります。ドドオーーーーーーンが親の心構えとして求められるスキルじゃないかと思っています。

 

余談ですが、三人目の包丁の取り扱いが一番怖いです。

なんせ、上2人がすでに上手に包丁を扱っているのをみているので「私もできる!!」という妄想で包丁を取り扱うので、親の話なんか聞いちゃいない!!!それなのに、不思議となかなか切り傷を作らず・・・基本のキもないくせに自己流でザクザクとルンルンでデビューをしたのを覚えています。むしろ、周りの私が刺されるか切られるかしそうで・・・ちゃう意味でメチャ怖かったですw

 

 

では、お待たせしました!

我が家の包丁ストーリをご紹介します!

 

まずはきゅうりの乱切りから筆下ろしをさせます。

大小さまざまな形ができますが、塩ふってドレッシングで和えれば食べれるので親も気楽に対応ができて良いんじゃないかと思っています。子供も乱切りくらいが楽しくていいように思います。

 

【1】濡れ布巾、まな板、包丁、きゅうりを用意します。

濡れ布巾の上に、まな板をのせます。ずれ防止です。昭和なまな板を使っているのでw

 

【2】包丁の定位置を教えます。

包丁は必ずまな板の向こう側に置かせます。右利きなら右が肢で左が刃。左利きはその逆。↓のイラストみたいな感じ。

 f:id:wm-hijiriko:20150301215030p:plain

*絶対に包丁は、まな板の向こう側に置く。

これは、きつく約束をさせます。持ち方が悪くても、切り方が悪くても大怪我はしません。でも、包丁が万が一にでも落ちれば、大惨事になります。どこに刺さるかわかりません。ですので、最近のおしゃれなペラペラのまな板より昭和スタイルのまな板の方が安全面は高いと考えています。包丁が落ちたら大怪我をする事を子供がイメージできるように、ゆっくりと話をします。ここに一番労力を割くようにしています。

 

 【3】包丁を持たせてみる。

持ち方を教え持たせてみます。

そして、食材を添えるては猫の手にする事などを簡単に教えます。

猫の手にしないと、親指を切る事。包丁に高さがあるのは、猫の手で添えて切るから。また猫の手を超えるほど包丁を振り上げたら、自分の手を切る事。を、簡単でいいです、どうせできませんから。一通りの説明だけはしておいて、本人が分かったつもりになってればOKくらいに構えておく方がいいと思います、期待しても無駄です。できません!!!(断言)

 

【4】きゅうり登場です!

テンションがいっきにあがります!!もう親の話は聞いていません。

好きにさせます。たぶん、一袋5本入りなら5本切らせます。もう好きなだけ好きなように切らせます。子供が切ることに集中している限り、どんなメチャクチャであろうと口出しはしません。

 

もし、子供が聞く耳をもっていれば、包丁の重みだけでも切れるところを実践して見せてあげるといいですね。力を入れなくても包丁の刃でスパッと切れることがわかれば、力加減もそのうち覚えていけますので。

 

口を出すと、一人でできる欲求が阻害され、暴れて余計に危険なので、ほっときます。

子供が満足したら、塩ふって一緒に食べたり、食事の用意をします。

 

ちなみに、心に余裕がないと絶対にこれはできないので、親が休日で疲れてない、できれば両親揃って子供のデビューを見守れる日にすることをお勧めします。

 

以上の4手順で初めての包丁デビュー戦は完了です!!

こんな感じのことを、何回か繰り返せばだいたい一人でも安心して扱えるレベルくらいになります。

 

兄弟がいる場合は、こればっかりは引き離してデビュー戦を迎えさせています。

気が散ると危ないので。包丁を扱うということに集中をさせたいので。初めの慣れないうちは、丁寧に付き添ってあげています。

 

このおかげかどうかはわかりませんが、三人とも料理はメッチャ好きです。

三人で、意味不明な料理を作ってます。慣れれば子供達だけでワイワイやっています。

 

本日は、ロールパンが作りたかったようですね。なんか勝手に作ってました。

親はもちろん放置です。聞かれたら答えますけど、もう漢字も大体読めるし、あまり質問されることもなくなりましね。 

 

この間も、昼食をパスタ作るという私と、どうしてもラーメンが食べたいという娘で意見がわかれたら、じゃ!自分たちで作る!!で、なんかラーメン買ってきて野菜と肉炒めて、野菜ラーメンをこしらえてました。ということで、パスタを作らず娘たちのラーメンが昼食となりました。

 

とかね。

わりとほっとくと勝手になんかやってるよぉーーー

友達とクッキー作ったりケーキ作ったり・・・ 夕食に卵焼きが毎日出ると思ったら練習してたり、簡単なものなら勝手に創作で作ってますね。

 

私が料理をレシピ見て作らないので、娘も料理は創作で作るものだと思っている節がありますね・・・。おかし作りやパンの時だけレシピ見てます。

 

 

どこかのだれかの参考になれば〜〜〜

ようは、私は常にほったらかしてる!!ってことね!!!うん、よくわかったw

 

では、家事してから寝ます!おやすみ〜〜zzz