離乳食の開始時期と母子手帳について
今夜はいつもよりかなり早く子供達が寝静まりましたので、この隙にお詫びがてらパソコンから調べてみました。ご興味がある方はどうぞ。
事の発端は、下記ブックマークの通り「私がトラブルメーカーだから」なんですけどね。不快にさせてしまった方々と離乳食でお悩みの方の一助となれば。※本来の記事はすでに削除済みです。理由は、こちらにある通りです。また、前提条件がフォロアーさんへの説明だったので、事の経緯をご存知な部分は割愛させて頂いていました。その為、更なる離乳食の誤解を生んだ気がします。多くの方に読まれる前提で書いておらずに申し訳ございません。
厚生労働省サイトで調べる
厚生労働省のホームページより
厚生労働省:「授乳・離乳支援ガイド」の策定について
まずこちらをご覧ください。
恐らく最新のガイドラインだと思われます。しかし何故?恐らくなのか?それは何処にも発行年月日が記載されてないからです。URLに2007年3月とあるだけです。普通のお母さん、そこまでみれません。赤ちゃんのお世話で忙しいので。もっとやさしいサイト作りを心がけて頂きたいものです。
次に進むのは離乳食のPDFです。
(補足:Gooogleで「厚生労働省 離乳食 ガイドライン」で一番目に表示されるPDFです。)
27ページにも及ぶので、どこを読めば自分の欲しい情報があるのかわかりません。目次もありません。
仕方ないから読みます。
するとp9に離乳の支援ポイントとして、下記のように記されております。
そして。
p12に離乳食開始時期と進め方の図があります。p14に詳細が出てきます。またp16には除去食とアレルギーには関連性があるとするエビデンスはない。というアレルギー関連の詳細も出てきます。
最後p27で、食の発達についての図があります。個人差があるからでしょうか?月齢・年齢の記載はないですが、思春期までの発達がわかります。
離乳食の本が不要な程の充実感ある27ページでした。
しかし、見づらい。これ赤ちゃん育てながら見れませんよ。。。
次に日本WHOサイトで調べる
世界保健機関(WHO)国際食品安全当局ネットワーク「妊娠中および授乳期の食品安全と栄養」を見てみる。
そもそも「WHO」ワードでの検索では人様のブログばかりで検索1ページ目に登場しないという・・・SEOお願いします的な結果となる。
Googleで「世界保健機関 離乳食」でトップに表示されます。
2008 年 4 月 30 日発行とこちらはすぐに確認ができます。http://www.who.int/foodsafety/fs_management/No_03_nutrition_Apr08_jp.pdf
p7に離乳食に関係ある下記記載が見つけられます。
こにらも厚生省同様に、調べにくくすぐに検索で出てこない・・・
また、WHOがなんぼのもんじゃい!という方もおられるかもしれない。
厚生労働省のガイドを信じる方もいるかもしれない。
それはそれで良いと思う。
満一歳まで離乳食を開始しないという選択をされた知人もいる。
逆に、昔ながらの4ヶ月から離乳食を開始しさっさとメンドクサイ離乳食を終わらせるんだという知人もいる。
逆に、昔ながらの4ヶ月から離乳食を開始しさっさとメンドクサイ離乳食を終わらせるんだという知人もいる。
どちらのお母さんにも言えるのが、いろいろ吟味した結果だという事。
であれば、私が出る幕は一つもない。そのお母さんの考えがあっての事だから。
であれば、私が出る幕は一つもない。そのお母さんの考えがあっての事だから。
そして、それを否定する理由もない。そうなんだね。そういう選択もあるんだね。
と、仲良く話を聞きあえる関係で現在もお付き合いがある。
それに比べ、私の場合はもっとアホな理由だ。
私が1号出産時に(あれ?私が一号生んだの2008年より前なのに何故?改変されたのかな?)産院からこのガイドがあったというだけです。ご丁寧にプリントアウトされて渡されました。
果汁も重湯も白湯も4ヶ月からとか言うお姑さんがいるけど、今はこうなのよってこのガイドラインを渡すようにと、助産師さんからの指導があったので鮮明に覚えています。遠い目をして今から起こる嫁姑戦争を妄想も致しましたものです。
果汁も重湯も白湯も4ヶ月からとか言うお姑さんがいるけど、今はこうなのよってこのガイドラインを渡すようにと、助産師さんからの指導があったので鮮明に覚えています。遠い目をして今から起こる嫁姑戦争を妄想も致しましたものです。
産まれたばかりのひよこが初めて目にした者を母親と思うように、右も左も知らない1号出産時にこのような刷り込みをされれば「そうなのかな」と思うというものです。
たったそれだけの理由での事なので、情弱乙な私でしたよ。
そこに吟味は・・・多少はしたけど、そこまでチャンと考えたことはなかった。
なので、人の事はまったく言えません!!!
母子手帳を確認する
ちなみに、この母子手帳発行の自治体の離乳食教室にも通った。
1号だったので、ちゃんとした情報を仕入れとかないといい加減すぎる性格なので、自分で自分が一番信用できないからね!!!と、通った経緯もある。
自治体の離乳食教室なのに、母子手帳の情報よりもWHOを推奨されたので、ここの自治体はよほどWHOがお好きなようです。
自治体によってカラーがこういうところで出るんだな。と、思い至った瞬間でした。
では、次に2号の母子手帳を見てみましょう。
2号の母子手帳:離乳食ページ
自治体は1号と同じですが、出産時期が(当たり前だけど)違います。※正確には妊娠時期
2007年(平成19年)のガイドラインに添っています。出産時期的には、微妙なラインですが反映されています。
自治体は1号と同じですが、出産時期が(当たり前だけど)違います。※正確には妊娠時期
2007年(平成19年)のガイドラインに添っています。出産時期的には、微妙なラインですが反映されています。
こちらの内容は、かなり厚生省サイトのPDFの内容に忠実に作られています。
安心して読むことが今でもできる内容じゃないかな?と、思いますがどうでしょうか?現在、赤ちゃんを育ててらっしゃる方のご意見を伺いたいところです。
次に3号の母子手帳も念のために見てみましょう。
哺乳反射の記載内容が、ガイドラインと異なります。
厚生省のガイドラインは「哺乳反射の減退」を一つの離乳食開始時期の目安として適当としています。しかし、こちらの母子手帳では「離乳食開始後」に「哺乳反射の減退」があり、それからスプーンなどを使ってとなっています。
スプーン使わずに、離乳食開始って・・・哺乳瓶??口移し??何使うの??的なツッコミを入れたいのは、私が大阪出身だからでしょうか?
機会があれば大阪の母子手帳も拝見したいところではあります。
地元の仲の良い友人達に「写メちょ~だい!」って連絡をしようかと思ったのですが、理由が私のブログでね・・・とは失礼すぎるので断念しました。
なかなか他の自治体の母子手帳と見比べる機会はないと思うので、これを機会に一度見比べてみるのも面白いかもしれませんね。
最後に
情報量がアッサリしているところもあれば、ガッツリなとこもある。
それがどの項目をアッサリにしガッツリにするか?はわかりません。
項目のボリュームは、それら自治体の判断です。
項目には、離乳食や母乳や予防接種や歯科など多岐に渡った情報が掲載されています。
市だけでなく区や町からの発行でかなりの種類があるようなのです。
物差しの一つとして、母子手帳だけでなく他の情報も見てみるといいように思います。雑誌でもネットでも地元と違う自治体に住んでる友達でもいいので、一度聞いてみるのも良いかと思います。
締め
赤ちゃんの発達には、個人差が大きい為、
絶対に○ヶ月になったから○○を始めないといけない!!という脅迫めいた情報に負けずに、我が子と母親と父親や兄弟などの家族全体とのバランスをとって、自分に合ったペースでいろいろな事にチャレンジしていけば良いと思います。
離乳食の開始、進め具合、卒乳、オムツ外し、様々なことがこれからも待っていて。
小学校に行ったからって何もないわけでもなく、次は宿題・勉強だったり、生活習慣だったり、まぁーいろんな事がある長い道のりでもあります。
しかし。
赤ちゃんの時期はそのスパンが恐ろしく短くイベントだらけでもあります。
睡眠不足でブロッキーな母親を始め家族みんなで大忙しの時期だとも思います。
だからこそ。
初めて入る耳からの情報は大切だなって思います。
それは、調べたり、母子手帳を確認したりする余裕がない時期だからです。
一度、X X X は Y Y Yという耳から入った情報は、インプットされてそのままという事も少なくないように思います。
耳から入る情報には、親から友達からテレビから病院のお医者さんからが多いと思います。
今回は離乳食でしたが、予防接種でもいろいろな噂が飛び交っています。
幼稚園の入園前までにオムツ外れをしてないと 入園させてくれないという出所不明な噂も聞いたことがあります。ンナワケアルカイ!!!という情報でも、今ではそう思えますが、当時はわりと真剣に「そうなんだ・・・どうしよ・・・」的な受け止め方だったように思うんでね。
私含めみんなで楽になる育児ができればいいなと思います。
余談
だったらなんで5ヶ月ってだけであんだけもめるんだよ!!!
というのは、また次のエントリーにしたいと思います。
時間の合った今日だからこそ、パソコンから調べて・画像用意して・更新もできたので 、先に離乳食編を書かせて頂きました。文字だけで話が完結しそうなのは、後回しにしてしまいました。
順序逆転ですみません・・・。
興味のある方は、お付き合い頂ければと思います。
ではまた。