働くオカンの思考を解剖したらこうなりました

働くオカン(三姉妹の母)の思考 From 2013.10.21 to 2015.04.07

自己肯定感についてのブログを読んでみて、思ったこと。

毒親という言葉を知ったのは、ここ最近の事です。あ、このエントリーには落ちも笑もなく鬱々としてるので、苦手な方は読まない事をオススします。

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)


いま、読んでます。
また、先日話題となった自己肯定感関係のブログも少しづつですが、いま読んでいます。


そこで気付いたのは、私の親の毒親具合も、去ることながら主人の親、つまり義理家族の毒親具合も相当だったのではなかろうか?ということです。


私の話をするならば、二十歳そこそこの頃には、柳美里の小説にはまり機能不全家庭の元で自分が育った事や実父がアダルトチルドレンである事や実母が実父に毒され依存傾向にあることなど、現実は直視でき歪んだ認知からは解放されており、当時の彼氏と親友に相当助けられていました。

お陰様であまりこじらせることなく、精神科やカウンセラーの手を借りる事なく、自己肯定感が育まれて現在に至ります。


元々、正常な家庭へ預けられて、、、というか、逃げ場として正常な家庭へ自ら進んで行き生活をしていた事も有り、そこまでこじらせることなく成長したようにも思います。我が家が異常であることへの気付きが早かったのもその一助となった気がします。

とは言っても。
思春期真っ只中や青年期初めにかけて、リスカ未満のような事やふとビルや駅のフォームから飛び降りたくなる衝動と戦ったり、ロボットになりたいと本気で思って心を閉ざすあまり味覚障害になったり、突如原因不明な蕁麻疹に襲われたり、まぁ体に変調は出ましたけどね。。。



そういう経緯も有り、我が子が産まれた際に、虐待の連鎖には敏感で気を付けていました。


が、、、主人の義理家族との同居では、毒親を間近にし引きづられるものも有り、虐待の連鎖をしたのも事実です。



同居から解放されて一年間くらいは、再び引きづり込まれる事も有りましたが、今はもうあれから随分と経ちますし正常な母親としての役割になっています。


子供も安定しています。
が、、迎える思春期に対して、主人の言動の方がおかしい事に徐々に気付き始め、今はもうそっちが問題として顕著に現れるようになっていると感じています。


同居から解放されて、晴れ晴れしたのは私だけで、主人はそこからかなり過去に引きづり込まれている気がします。

元々、仕事嫌いだったはずの主人がワーカーホリック気味になったのは、ヘッドハンティングされた先の職場が激務なだけではないように感じています。


そこから徐々に娘たちへの関わり方が変わってきており、これは私の思い込み(主人は、主人の方の毒親を、目の当たりにした私の勝手な思い込みだと言いますね)ではなく、主人の中で「事実の否定が出来なくなった」からではないか?と、実際に毒親を見放し同居解消した罪悪感から来るものではないか?と推測しています。


何度となく、いろんな書籍を買っては読むように促してみましたが、読むことはなく。

心療内科やカウンセラーへかかることを促すものの聞く耳持たず。


それでも、本人が幸せを感じていたり、娘たちへの関わり方に問題がなければ、私が関与するべきではない他人の事には違いなく、私がゴチャゴチャ言うのも筋違いではある。という認識は持っています。


それでも、死に急ぐような食生活と運動不足や不健康なまでのワーカーホリックさと、娘たちへの関わり方が気になり、事あるごとに「あなたの問題だから、自分で解決するしかない」前提で「心の問題があるように感じるので病院へ行ってはどうか?」を促すものの不快な表情であしらわれています。



娘たちへは、パパは疲れてるみたいね。今のは気にしないで。と、フォローしたり、あまりにも酷いと感じる時は割って入って、主人を攻めることがあります。

パパを攻めたらアカンねんけどなー
と、心では思いつつも、娘たちへの対応をみていると、どうしても途中でストップをかけに入る必要が出てきます。それでも収まらない時は、娘に変わって応戦して攻めたて追い込みます。

落ち着いた後で、主人がいない所で娘にフォローし、娘がいない所で主人をフォローし。。。


こじらせまくりの主人に手を焼いてます。

私は結婚をしたパートナーではあるものの、カウンセラーではないので、どこまで踏み込んでいいものやら。。。


実害がなければ、ほっとくのですが・・・

そのうち、仕事すら出来なくなる日が来る気がしてなりません。



と、時折頭をもたげる問題を思い出しました。

こればっかりは、私が頑張れば良いような問題ではなく、本人にその気がなければどーしようもない問題なだけに、特効薬はないですね。


たぶん。
私が同居で義理毒親に引きづり込まれたように、主人も自己解決したつもりの心の問題が同居で身近に毒親と対面し距離を置くことで解決に向かっていた問題が再発(という表現が適切かどうかはわかりませんが)したように感じます。


幼少期の思い過ごしではなく、本当に毒親だったのを再確認したことと同居解消によって見捨てた事で、より問題を複雑化してる気がしてなりません。


再び時間が解決するにしては、まだ日が浅いのか、問題の根が深すぎるのかは、私にはわかりません。


どうにか取り繕いながらも、娘達の心の健康を願うばかりです。

では、おやすみなさい。