家事育児半分この前に、コレ半分こしませんか?
いつもとトーン変えていきます。
(たぶん・・・途中でムリが祟って通常運転になる可能性は否定できませんが・・・出来る限りマジモードでいきたいと思っております!!)
ここ数日、ずーーーっと考えていました。
私はナゼ?家事育児半分こにこだわらないのか?
そして。
世のお母様方はナゼ?そこまでこだわるのか?
行き着いた答えは身も蓋もなく。
単純に長年働くオカンしてるからやな!って事におちつきました。(書くと長くなったので端折り纏めるとこうなりました・・・)
悪く言えば、夢や希望がなくなってしまって、理想を夢見ず、現実を受け入れてしまった。とも、言えます。
振り返ると、旦那は3回も転職してました。半分こに近い時期もありましたが、現在はほぼ1〜2割程度しか参加してません。
それで。
一度世の働くオカンだけでなく子育て世代のオカンの皆さんに考えてもらいたいなと。
そして。
世の働くオトンにも、一緒に考えてもらいたいなと思います。
話をコンパクトにする為に、いくつかの想定パターンは省かせて頂いてます。すみません。網羅できずに。
- お父さん個人の問題で、家事育児半分こができてたり、できてなかったりするのでしょうか?
- お母さんの現在の仕事はやりたい職種や部署ですか?どの程度の責任を背負って働かれてますか?
- 子育てや看病、介護にどの程度の寛容さを持った会社に所属されてますか?
- ご自身がインフルエンザにかかった時、病気になった時。仕事をちゃんと休める会社に勤めてますか?
- 有給を何に使用してますか?
- 有給は使い切れてますか?
- 現在の有給制度について、どのように感じていますか?
- ご自身が休まれた際のフォロー体制はどの程度整備された環境でお仕事されてますか?
- 朝、休みます連絡をしたとして、どの程度、了承される環境で働かれてますか?そこに男女の違いはありませんか?
- 仕事量は適正だと感じてますか?多い?少ない?丁度いい?または、時期によるアップダウンはどの程度ありますか?
- 定時前には、今ご自身が抱えている仕事はやり終えてる量でしょうか?定時に帰れば、日々の積み残しがある仕事量でしょうか?
- 夫婦でお互いの今抱えている仕事量の共有はされてますか?(多い時だけでなく、少ない時も)
- 朝の出勤時間には、どの程度の融通がきく環境に勤めてますか?
- 夜の退社時間には、帰りやすい雰囲気はありますか?飲みに誘われたり、断りずらかったりの風習はどの程度ありますか?
- シフト制で働かれてる場合、急に休みたい場合、ご自身で交代人員を手配されてますか?上司がされてますか?上司は快く了承してくれてますか?
- 定時出勤・定時退社での勤務ですか?それ以外のフレックスやコアタイムを導入されてる会社ですか?
- 急に早退、または遅刻をする場合、どの程度抱えてる仕事の調整が許される仕事をされてますか?
と、ザッと考えただけでもこれだけの項目があります。これらを夫婦で共有できてますか?
もしかしたら、年度や月によってまたは週によっても、状況が異なるお仕事をされてる方もいるでしょう。細かく共有できていますか?または、変化がある度に共有できてますか?
今現在、所属されている会社での立場をもう一度、夫婦で話し合ってはいかがでしょうか?
家事育児半分こ。
できる環境にいますか?お互いができる環境に、今現在ありますか?
我が家はというと。
今現在は、家事育児半分こをできる環境にはありません。
旦那には、ケア責任を放棄してでも稼ぎに行ってもらう事になりました。
夫婦で話し合った結果こうなりました。お互い納得の上です。
それは、旦那にとっても辛い選択だったし、私にとっても辛い選択でした。結果的に、旦那は軽い鬱になっていたと思います。
当時、資産と貯金を全て投げ打つ事情がありスッカラカンになってました。まずは蓄えを必要としてました。(ここは怨念しか出てこないのでスルー宜しく!)
なんせ、我が家は娘が3人もいます。
これから学費がかかる時期に突入します。塾にも通いたいと言い出すでしょう。習い事も増やしたいと言うかもしれません。
そして何より、もう一度、住宅と向き合う必要がありました。買うのか?借りたまま生活を送るのか?(結果的に、再び買いました。)
私は、家事育児半分この前に、夫婦で現実把握を正確にし、課題の共有・分析をし解決策を出す。という家庭の運営権を、まずは半分こされる事をお勧めしたいと思います。
家庭の運営権を半分こ。
これは、家事育児半分こより難しい事です。夫婦のスキルも均一ではないでしょう。
課題には、今現在の早急な対応が必要なものもあるでしょう。
週単位、1ヶ月単位だけでなく、1カ年計画、5カ年計画、10カ年計画と、家庭の事業計画をたて、日々軌道修正する必要があったりもします。
いま、ご家庭に必要なのは、お金ですか?時間ですか?人手ですか?
もちろん、全てあるに越したことはありません。
しかし、なかなか全てを手に入れられてる方は少ないのではないでしょうか。
優先順位をたて、一つづつ解決策を模索します。
夫婦でしか出来ないことと、それ以外をまずは分けます。
オカンにしか出来ないこと。
オトンにしか出来ないこと。分けます。
そして、親族に頼める事、頼めない事。
外注できること。できないこと。
家事の機械化という投資で解決する事。しない事。
あらゆる問題を細かく分解していきます。
家事にも育児にも家計にも、無駄があるかもしれない。
家庭運営は、会社運営に似ています。
運営権を半分こ。
どっちが社長する?副社長する?いやいや、CEOとCFOでわけよう。など、夫婦のキャラクターや特性、関係性も考慮します。
これは、何もクソ忙しい子供が産まれてからする必要はありません。
家族になった、夫婦になったその時からできます。
準備ができます。
まず初めにする事です。
寄り添い、分かち合う誓いをしませんでしたか?
お互いに抱きしめたい、守りたい、助けたいと思いませんでしたか?
幸せになる!幸せにしたい!と思いませんでしたか?
足りないところを補う関係が夫婦です。お互い助け合うのが夫婦です。
少なくとも、私はそう思います。
元は家庭環境も違う赤の他人ですから、当然、価値観も違えば、作りたい家庭も違います。
そこを寄り添い、話し合い、認め合い尊重しあい、言いくるめることなく、どちらかの意見だけが通る事なく、罵ることなく、真っ当な話し合いが必要になります。
若い頃はなかなか上手くいかなくても大丈夫。
お互いが気にかけあって、寄り添いたい気持ちがあれば、助け合いたい気持ちがあれば、その時々で乗り越えられます。
失敗して、反省して、次に活かして、徐々に上手くなるもんです。
初めっからこんなの私も旦那もできませんでした。罵り合ってましたよ(笑)
我が家は我が家のスタンスで。
隣の芝生ばかりみてたら、辛いですよ。
今の過渡期は、多様過ぎて難しい時代だと思います。
家事育児半分こが当たり前の時代まであともう少し。
新しい時代を迎えるためのほんのチョットの背伸びは必要かもしれませんが。
背伸びし過ぎると疲れちゃいますよ。
たまには、諦めるのも一つの手です。
理想の家事育児を半分こは、ちょっと脇に置いて寝かせておいてもいいんじゃないですか?
こだわり過ぎて消耗するぐらいなら、夫婦で抱きしめ合う時間を持って、いろんな話ができればいいですね。
なにも、抱きしめ合うって、夜の営みへの前振りだけじゃないですよ。
週末だけでも、抱きしめ合って、話しして、一週間を振り返り、次の一週間を共有し、暖かい気持ちで寄り添って眠るのも、なかなかいいもんですよ。(一緒に寝たら十中八九蹴られるので、私は途中退散しますけどw)
と、老婆心全快のうっとーーしぃーーーの書いてみましたっ!!!!
さ、ババアは寝ますよ!おやすみぃーっ!