3歳になったら包丁デビュー(料理が好きになる保証はないです)
我が家の娘達は1〜2歳頃から共通してキッチンに入りたがり、料理の何かを手伝いたがり、あわよくば包丁を使ってみたい欲求に取り憑かれていました。
ですので、3歳になったら包丁をプレゼントにしようか?!それまでは包丁は我慢ね。と言い聞かせ続けていた。
3歳の誕生日間近になり、最終確認をした。
本当にプレゼントは包丁でいいの?と、本人も「ほうちょーほしー」というので買うことに。我が家はどうせ買うなら切れ味の良い本格派を選ぼう!!!と、デパートの包丁売り場へ出向き、子供が使えるサイズの本格的な物を購入した。
↓個人的にグレスデンのファンですが、残念ながら子供包丁に適したサイズ・形がありませんでした・・・・。ものすごく残念・・・。
お姉ちゃんが包丁使っていれば、私も!!となるのが妹のサガ・・・。
同じような会話を2歳の頃にして、やっぱり3歳で包丁を買うことに。。。
みなさん、MY包丁が欲しいようです。。。
しかたありません。買います。おかげさまで子供サイズの包丁が3本あります。(じゃまです!!今時のキッチンそんなに包丁指しないっちゅうねん!)
もうお姉ちゃんは大人包丁が使えます。子供包丁は卒業しているのでお下がりも検討しましたが・・・・・3号曰く。これは1号の!!3号ちゃんのが欲しいの!!ということで、結局3本となりました・・・。
ちなみに。
三人とも共通して、わりと速攻で指切って血ダラダラ経験者です。ふふふふふ、おもちゃじゃないんだよ!!明智くん!!!!ってことで、これも経験なので良いのですよ。
3歳の子供にとって、親からの指図は聞いているようで、まだ体が思うように動かなかったり、聞いてなかったり、あまりよくわかっていなかったりで、上手に包丁を扱うことはできません。
それに、リスクヘッジがなんたるかも、危機管理能力もそこまで発達してませんし、未来予測が苦手です。なので、包丁で怪我するのはわりと想定内でした。
親がドドオーーーーーーンと構えてれば、怪我しても気にしないのが子供の良いところ。
あ、切るな。あ、切った。あ、血が出た。あ、泣いた。やっぱり(苦笑)くらい見守ってます。
でもご安心を。
切れ味が鋭いと力を入れずに食材を切ることを覚えます。3歳の子供の力程度ではかすり傷にしかなりません。むしろ力を入れずに切ることを教えてあげたほうがいいですね。
親は、包丁を持たす覚悟を決めたのであれば、ドドオーーーーーーンと構えるくらいの気持ちでいることをお勧めします。それぐらいの覚悟がないと、逆に子供が不安になり、包丁が怖いものだと思う可能性も少なからずあります。ドドオーーーーーーンが親の心構えとして求められるスキルじゃないかと思っています。
余談ですが、三人目の包丁の取り扱いが一番怖いです。
なんせ、上2人がすでに上手に包丁を扱っているのをみているので「私もできる!!」という妄想で包丁を取り扱うので、親の話なんか聞いちゃいない!!!それなのに、不思議となかなか切り傷を作らず・・・基本のキもないくせに自己流でザクザクとルンルンでデビューをしたのを覚えています。むしろ、周りの私が刺されるか切られるかしそうで・・・ちゃう意味でメチャ怖かったですw
では、お待たせしました!
我が家の包丁ストーリをご紹介します!
まずはきゅうりの乱切りから筆下ろしをさせます。
大小さまざまな形ができますが、塩ふってドレッシングで和えれば食べれるので親も気楽に対応ができて良いんじゃないかと思っています。子供も乱切りくらいが楽しくていいように思います。
【1】濡れ布巾、まな板、包丁、きゅうりを用意します。
濡れ布巾の上に、まな板をのせます。ずれ防止です。昭和なまな板を使っているのでw
【2】包丁の定位置を教えます。
包丁は必ずまな板の向こう側に置かせます。右利きなら右が肢で左が刃。左利きはその逆。↓のイラストみたいな感じ。
*絶対に包丁は、まな板の向こう側に置く。
これは、きつく約束をさせます。持ち方が悪くても、切り方が悪くても大怪我はしません。でも、包丁が万が一にでも落ちれば、大惨事になります。どこに刺さるかわかりません。ですので、最近のおしゃれなペラペラのまな板より昭和スタイルのまな板の方が安全面は高いと考えています。包丁が落ちたら大怪我をする事を子供がイメージできるように、ゆっくりと話をします。ここに一番労力を割くようにしています。
【3】包丁を持たせてみる。
持ち方を教え持たせてみます。
そして、食材を添えるては猫の手にする事などを簡単に教えます。
猫の手にしないと、親指を切る事。包丁に高さがあるのは、猫の手で添えて切るから。また猫の手を超えるほど包丁を振り上げたら、自分の手を切る事。を、簡単でいいです、どうせできませんから。一通りの説明だけはしておいて、本人が分かったつもりになってればOKくらいに構えておく方がいいと思います、期待しても無駄です。できません!!!(断言)
【4】きゅうり登場です!
テンションがいっきにあがります!!もう親の話は聞いていません。
好きにさせます。たぶん、一袋5本入りなら5本切らせます。もう好きなだけ好きなように切らせます。子供が切ることに集中している限り、どんなメチャクチャであろうと口出しはしません。
もし、子供が聞く耳をもっていれば、包丁の重みだけでも切れるところを実践して見せてあげるといいですね。力を入れなくても包丁の刃でスパッと切れることがわかれば、力加減もそのうち覚えていけますので。
口を出すと、一人でできる欲求が阻害され、暴れて余計に危険なので、ほっときます。
子供が満足したら、塩ふって一緒に食べたり、食事の用意をします。
ちなみに、心に余裕がないと絶対にこれはできないので、親が休日で疲れてない、できれば両親揃って子供のデビューを見守れる日にすることをお勧めします。
以上の4手順で初めての包丁デビュー戦は完了です!!
こんな感じのことを、何回か繰り返せばだいたい一人でも安心して扱えるレベルくらいになります。
兄弟がいる場合は、こればっかりは引き離してデビュー戦を迎えさせています。
気が散ると危ないので。包丁を扱うということに集中をさせたいので。初めの慣れないうちは、丁寧に付き添ってあげています。
このおかげかどうかはわかりませんが、三人とも料理はメッチャ好きです。
三人で、意味不明な料理を作ってます。慣れれば子供達だけでワイワイやっています。
本日は、ロールパンが作りたかったようですね。なんか勝手に作ってました。
親はもちろん放置です。聞かれたら答えますけど、もう漢字も大体読めるし、あまり質問されることもなくなりましね。
この間も、昼食をパスタ作るという私と、どうしてもラーメンが食べたいという娘で意見がわかれたら、じゃ!自分たちで作る!!で、なんかラーメン買ってきて野菜と肉炒めて、野菜ラーメンをこしらえてました。ということで、パスタを作らず娘たちのラーメンが昼食となりました。
とかね。
わりとほっとくと勝手になんかやってるよぉーーー
友達とクッキー作ったりケーキ作ったり・・・ 夕食に卵焼きが毎日出ると思ったら練習してたり、簡単なものなら勝手に創作で作ってますね。
私が料理をレシピ見て作らないので、娘も料理は創作で作るものだと思っている節がありますね・・・。おかし作りやパンの時だけレシピ見てます。
どこかのだれかの参考になれば〜〜〜
ようは、私は常にほったらかしてる!!ってことね!!!うん、よくわかったw
では、家事してから寝ます!おやすみ〜〜zzz
否定から入るんじゃなくて肯定から入れるようになりたいな。と。
怨念お母様を生まない為にできる事って何があるかと考えてみた(その1)
先日、こんなエントリーを書いた。
「私だけがこんなにも頑張っているのに・・・」という言霊が呪詛になる(笑) - 働くオカンの思考を解剖したらこうなりました
はっきり言って、当時の夫は家事育児をしている方だったと思う。
単純に、会社から帰ってこれなかっただけで家事も育児もわりと当事者意識を持って対応する気持ちはあったから。だから、私からこれだけの怨念をブツケられても受け止めていたんだと思うし、今もなんだかんだ仲良くやっている。
そんな私のエントリー読んで恐れ慄いているような男性では怨念お母様の気持ちなんかわからないだろう。私みたいにストレートに怨念をブツケてくれるお母様はまだいい。怨念を溜め込んで、溜め込んで、深く深く沈んだ心の澱はいかほどか?を想像をすると予想を遥かに超えた思いがあるに違いない。
そういうお母様を一人でも減らし、より子育てをしやすく子供を産みたくなる世の中ってどういう世の中なのか?と、考えてみたいと思う。※少子化対策の話ではありません。
提案その1:お父さん全員にもれなく例外なく産前産後休暇を取得させる
一番大事な提案理由ですけど、私より上手に書かれているブログがございますので、こちらを参照してください。
【イクメンパパ特集】サイボウズのCM第2弾「パパにしかできないこと」を見て考えたこと | 育児漫画目録
育児や夫婦に関する諸々の問題を解決する為の方法は、男性がワークスタイルを変えること。具体的な第一歩としては「男性が育児休暇をとること」のような気がしています。
私も完全に同意します。
パラダイムシフトを強制的に起こす必要があります。
残業0法案よりも、妻の出産予定日から逆算し算出される産休と同じ時期に夫も産休に入り産前産後休暇を100%取らせる制度を第一に確立する方がよっぽど有意義な法案であると思います。
生まれてからでは遅いので、生まれる前から夫は休みに入るのがベストアンサーだと思っています。妻が専業主婦であっても、兼業主婦であっても、事実婚であってもです。
夫婦二人で、子供を授かり、この世に送り出し、迎え育児をする。
全ての一連の共同作業を一緒に体験していくのは、とても意味がある事だと思います。
女性であっても、産前産後だけで仕事復帰を希望される方もいますし、育休の取得については任意取得で構わないと思います。
可能であれば、女性も男性も夫婦揃って最低でも生後満4ヶ月は育休が取れるとベストでしょう。
ベターで言えば生後6ヶ月から1年を迎え保育園に入園できるその日プラス慣らし保育の1ヶ月ってところでしょうね。ここまでを夫婦揃って休暇を取るという欲は・・・と喉元まで出かかっていますが飲み込んでおきます。
産前産後休暇や育児休暇への不安についても、私が書くよりも上手に書かれているブログがあるので、こちらで不安を解消して頂ければと思います。
男性の育休取得にまつわるいくつかの誤解 - 育児について語るときに僕の考えること
育児休業給付金の金銭的な面で1点だけ改善して欲しいなと思っていることがあります。私が知らないだけですでにある事だったらお恥ずかしいのですが・・・その時はどなたかこっそり教えてください(笑)
世帯年収400万以下であれば、いままでの満額世帯年収分は保証し全額支給としてもらいたい。
また、給付って数カ月分まとめて振り込み(だった記憶があるの)ですが 、毎月振り込みにして頂く事で、生活不安がより解消されると思います。
個人単位で失業保険かけてるのに、世帯年収によって給付額が異なるのは、管理できないって??うん???
やろうと思えばなんだってできるんだよ!!
ゴタゴタできない理由並べずにやれる理由を探しやがれ!!できないのは不老不死と若返りと亡くなった命の再生だけだっつうの!!やれる!
そして、これが最後にきましたが、とても重要です。
オレ様がいなくても会社はまわる!
私も初めての妊娠時に思ったことなのですが、ワーカーホリック気味であればあるほど陥る罠がこれです。
「オレ(ワタシ)がいなかったら会社(部署/課)が・・・」ってのは幻想です。
会社が一個人に依存しているなんてことは一社員ではありえません!!!
え??なんて??なんて???
俺の会社は中小零細だから??え??よく聞こえない??何々????
ってのも、幻想です!
己は経営者じゃねぇーーっつーーーのっ!!!ないない、そんなのないから!!!
ただ、真面目な話。
個人的には、ここで一番の問題だと思っているのが夫(妻)が社長だったっ場合ですね。
そして、妻(夫)が財務・経理をしているような規模の会社さんです。
この場合、本気で商売が止まることになりかねません。
一社員の育休ごときの問題ではないので、ここは本当に問題です。お金だけでは解決しない市場の問題が出てきますので、こればかりは強制はできないなと思っています。
この場合は、行政支援として何らかの資格保持をされている育休支援ヘルパーさんという職業ができこういうご家庭へのサポートできる体制が必要になってくるでしょうね。
産前産後休暇や育児休暇をとってみた人にしかわからないかもしれませんが、たくさんの不安を差し引いても、全・夫・産前産後休暇取得済み!!みたいになると、ビジネスがかわると思います。
普段、交わることのない職業の方と出会い仲良くなります。
子供が縁を持ってきてくれます。たくさんの縁が生まれ繋がります。
また、価値観も変わります。
子供の傍若無人っぷりに忍耐も育ちますし、マニュアル通りの対応なんて一切通用しませんので頭も使います。ご夫婦でMYfamilyマニュアル作りをすることとなります。また、諦めることの大切さや大きな視野を手に入れることもできますし、物事の一面しかいままで見てこなかった事にも気づきます。
よく親は子供には与えるばかりだと思いがちですが、実は子供から親へもたくさんのギフトがこっそりと贈られていることに気づきます。
こういった経験を30歳前後で体験できるというのは、ビジネスにも大いに実りある体験となります。これからの時代は、恐らくですがこういう経験を積んでいる方が給与所得が上がる時代が来ます。
学校卒業後、ずっと同じ企業で同じ環境で同じ人間関係で過ごしてきた人の凝り固まった頭でビジネスを継続するよりも、新風を巻き込んでくれる良い制度になると私は確信しています。
よりよい未来に向かえるよう私なりの草案を提案してみました。
これを読まれた皆様にもそれぞれの立場からの草案があると思いますので、是非お聞かせ頂けると幸いです。
こんな楽しい時代を生きているのですから!!
ワクワクして眠れませんね!!
寝ますけどね!
おやすみなさーーい!